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宝石職人のおはなし

永年、宝石業界に携わってきた私たちが信頼する宝石職人たちが
お客様のもとでずっと元気に輝く、しっかりとした良質のジュエリーをお作りします。

日本の宝石職人の歴史とあゆみ

装剣金工の歴史は室町時代までさかのぼると云われています。
つまり、芸術性は長い歴史の中で培われてきた伝統技巧に裏打ちされているのです。

明治4年に廃刀令に次ぎ、明治9年の帯刀禁止令の以降、刀の持ち歩きが禁止されました。
時を同じくして、小柄（こづか）、笄（こうがい）、目貫（めぬき）など 刀装具を飾るという仕事に励んでいた装剣金工と呼ばれる彫金師たちの多くは、
仕事がめっきり減りました。
当時の彫刻師たちは時代の流れを感じ取り、指輪をはじめとする装身具を作り始めたのです。

現在の宝石職人たち

現在ではジュエリーの専門学校も見かけますが、戦後の日本では宝石職人は徒弟制度の中で仕事を覚えていました。
丁稚奉公で田舎から出てきて、親方の元で住み込みで仕事をします。
住むところも食べるものも与えられるので初めはこづかい程度のお給料です。
その後一人前に仕事ができるようになれば「奉公」といって数年親方の元で仕事に励みます。今までお世話になった親方へのお礼です。
「奉公」が終わり、独立（独り立ち）するのが一般的な宝石職人の進む路でした。
その一人前になった熟練の宝石職人たちが私たちの結婚指輪を作っています。

専門分野で活躍する宝石職人たち

たくさんの工程を経てひとつの結婚指輪が創りあげられます。その各工程において専門の職人が仕事をします。

・金属から指輪を作り出す職人

・指輪に石を留める職人

・指輪にミル打ち、模様彫りを施す職人

一人ひとりの職人の技が、皆さまお一人おひとりの結婚指輪を創り出しているのです。